横浜市青葉区・しらとり台。
青葉台駅からも、JR横浜線の十日市場駅からも比較的近い住宅地だ。
ただ、この街を実際に原付で走ると、単なる「駅から少し離れた住宅街」という説明では足りない。
すぐ横を国道246号が走っている。
交通量のある幹線道路から一本入れば、住宅があり、公園があり、スーパーがあり、買い物帰りの人が歩いている。
ライフがある。
Fit Care DEPOTがある。
地元で豆腐を作る高橋食品がある。
住宅街の中にはBondy’s Cafeもある。
さらに、町名の由来につながる神鳥前川神社があり、町内には性格の違う6つの公園がある。
僕が配達員としてこの街を走って強く感じるのは、道路の速度と生活の速度の差だ。
しらとり台は、国道246号の速い流れのすぐ横で、住宅街の日常が続いている街である。
今回は、みたけ台を拠点に青葉区を走る配達員の目線から、しらとり台という街を改めて見ていく。
- 横浜市青葉区・しらとり台はどんな街なのか
- しらとり台の町名は「神鳥前川神社」につながっている
- 神鳥前川神社は1187年創建と伝えられている
- しらとり台の生活を支える主な店・施設
- ライフ青葉しらとり台店は、日常の買い物を支える大きな拠点
- Fit Care DEPOTしらとり台店も生活の重要な拠点
- 高橋食品――しらとり台には町内で食品を作る店も残っている
- Bondy’s Cafeは住宅街の中で人が止まる場所
- しらとり台には6つの公園がある
- 国道246号が、しらとり台の街の見え方を変える
- しらとり台は「青葉台だけの街」ではない
- 配達員から見ると、しらとり台は「距離より立体」で覚える
- 夜のしらとり台では、速さより住所確認が重要になる
- 麺屋小林は2026年4月に閉店した
- しらとり台についてのQ&A
- まとめ:しらとり台は、速い道路と日常生活が隣り合う街だった
- 編集後記:しらとり台を「難しい街」にしすぎない
- 周辺地域の記事
- 参考にした公的・公式情報
横浜市青葉区・しらとり台はどんな街なのか
しらとり台は、横浜市青葉区南部にある町だ。
横浜市の町名資料によると、昭和42年(1967年)の土地区画整理事業に伴い、恩田町の一部から新設された。
現在は住宅地として整備されているが、この街の特徴は住宅だけではない。
国道246号。
青葉台方面。
十日市場方面。
スーパーやドラッグストア。
神社。
複数の公園。
こうした要素が、一つの町の中でかなり近い距離に重なっている。
駅前商店街を中心に街が広がるタイプではない。
むしろ、坂や道路の間に生活の拠点が点在している。
これが、しらとり台の基本的な姿だと思う。
しらとり台の町名は「神鳥前川神社」につながっている
しらとり台という名前には、町内にある神鳥前川神社が関係している。
横浜市の資料では、神鳥前川神社の「神鳥」から、古来神鳥とされてきた白鳥を選び、「しらとり台」と名付けたとされている。
現在の住宅地だけを見ていると、新しい郊外住宅地のように見える。
しかし、町名をたどると、その土地に以前から存在していた神社へ行き着く。
しらとり台を知るうえで、これはかなり重要だ。
神鳥前川神社は1187年創建と伝えられている
神鳥前川神社は、横浜市青葉区しらとり台61-12にある。
神社公式の由緒によると、創建は文治3年(1187年)。
日本武尊と弟橘比売命を祀り、当初は「白鳥前川神社」と名付けられたと伝えられている。
日本武尊が亡くなった後に白鳥となったという故事。
神域の下を流れる恩田川。
弟橘比売命の入水の故事。
そうした由来が重なり、白鳥前川神社と呼ばれ、やがて「白鳥」が「神鳥」と書かれるようになったという。
つまり、神鳥前川神社は後から作られた町名の記念物ではない。
住宅地が整備されるはるか以前から、この土地の時間を持っている場所だ。
しらとり台の生活を支える主な店・施設
| 施設・店舗 | 役割 |
|---|---|
| ライフ青葉しらとり台店 | スーパー・日常の買い物 |
| Fit Care DEPOTしらとり台店 | ドラッグストア・調剤 |
| セブン‐イレブン横浜しらとり台店 | コンビニ |
| 有限会社高橋食品 | 豆腐製造・販売 |
| Bondy’s Cafe | 住宅街のカフェ |
| 神鳥前川神社 | 町名由来にもつながる神社 |
| しらとり台公園など6公園 | 住宅地の公園・緑地 |
こうして並べると、しらとり台は「国道246号沿いの住宅街」だけではないことが分かる。
買い物、薬、食事、公園、神社。
生活の機能が町内の複数地点に散らばっている。
ライフ青葉しらとり台店は、日常の買い物を支える大きな拠点
ライフ青葉しらとり台店は、しらとり台50-3にある。
公式店舗情報では、青葉台駅から徒歩12分、JR横浜線の十日市場駅からも徒歩12分と案内されている。
営業時間は9時から22時。
食料品や日用品だけでなく、ネットスーパーや当日お届けサービス、休憩スペースなども用意されている。
ここを見ると、しらとり台が青葉台駅だけに依存した街ではないことも分かる。
青葉台からも来る。
十日市場側からも来る。
二つの駅の生活圏が重なる位置に、しらとり台がある。
もちろん、しらとり台のすべてがライフを中心に回っているわけではない。
ただ、毎日の食料品や日用品をまとめて買える場所として、街の中でも大きな存在なのは間違いない。
Fit Care DEPOTしらとり台店も生活の重要な拠点
しらとり台35-1には、Fit Care DEPOTしらとり台店がある。
公式情報では、ドラッグストアの営業時間は9時から23時。
調剤薬局も併設されている。
スーパーとドラッグストアが町内にあるというのは、生活する側から見るとかなり実用的だ。
食品はライフ。
医薬品や日用品はFit Care DEPOT。
必要に応じてコンビニ。
一つの大型商業施設ですべてを済ませる街ではないが、日常の用事を受け止める店は揃っている。
高橋食品――しらとり台には町内で食品を作る店も残っている
しらとり台3-17には、有限会社高橋食品がある。
豆腐を製造・販売している店だ。
2026年には、横浜市青葉区の「秀級施設」にも認定されている。
横浜市の紹介では、昭和33年創業。
国産大豆にこだわり、昔ながらの豆腐の味を大切に製造を続けていると紹介されている。
こういう店は、観光名所として大げさに持ち上げる必要はないと思う。
豆腐は基本的に日々の食卓へ入る食品だ。
むしろ重要なのは、住宅地の中に、現在も実際に食品を製造する地元事業者が残っていることだ。
全国チェーンだけで街ができているわけではない。
しらとり台の日常には、こうした地域の店も入っている。
Bondy’s Cafeは住宅街の中で人が止まる場所
Bondy’s Cafeは、しらとり台47-4にある。
住宅街にある民家カフェで、食事系やデザート系のクレープなどを提供している。
庭や店内で飲食でき、テラスでは犬と一緒に利用できる案内もある。
しらとり台は青葉台駅前のように飲食店が密集する街ではない。
だからこそ、住宅街の中に人が立ち止まり、座って時間を使える店が存在することには意味がある。
配達員から見れば店は「ピック先」になることもある。
だが、街にとっての店の役割はそれだけではない。
そこへ行くこと自体が用事になる。
しらとり台には、そういう場所もある。
しらとり台には6つの公園がある
横浜市の公園一覧では、しらとり台には次の6公園が確認できる。
- しらとり台公園
- しらとり台第二公園
- しらとり台第三公園
- しらとり台第四公園
- しらとり台第五公園
- しらとり台第六公園
単純に「公園が6個あります」で終わらないところが、この街の面白さだ。
それぞれ場所も大きさも性格も違う。
しらとり台公園
しらとり台5-1にあり、面積は6,599平方メートル。
樹林の中を通る園路や広場、遊具、トイレなどがある。
住宅街の中で、まとまった緑を感じられる公園だ。
しらとり台第二公園
しらとり台42にあり、面積は2,064平方メートル。
ケヤキやサクラの大木、複合遊具などがある。
しらとり台第三公園
しらとり台21-5。
横浜市の案内でも「こどもの国通りから坂を上ったところ」にある公園と紹介されている。
面積は3,262平方メートル。
この公園は、しらとり台の地形を理解するうえでも分かりやすい。
道路から坂を上る。
その先に住宅街があり、公園がある。
地図だけを見ていると平面だが、実際のしらとり台は立体的だ。
しらとり台第四公園
しらとり台14-9にあり、面積は3,452平方メートル。
大部分に雑木林が残っている。
住宅地だからといって、すべての土地を平らにして建物や広場へ変えているわけではない。
こうした緑も街の形を作っている。
しらとり台第五公園
しらとり台11-32。
面積286平方メートルの小さな公園で、国道246号線に面している。
すべり台やジャングルジムなどがある。
国道246号を車で走っていれば、一瞬で通過する場所だ。
だが、そのすぐ横では子どもが遊び、住民の日常が続いている。
しらとり台第六公園
しらとり台20-30。
国道246号のしらとり台交差点近くにある、317平方メートルの小さな公園だ。
砂場、水飲み、ベンチなどがある。
第五公園と第六公園を見ると、しらとり台の特徴がかなり分かりやすい。
幹線道路のすぐ隣に、住宅街の日常がある。
国道246号が、しらとり台の街の見え方を変える
配達員としてしらとり台を書くなら、国道246号は外せない。
大型車も走る。
信号が変われば、多数の車が一斉に動く。
住宅街の中だけを走っているときとは、必要な集中が違う。
後方を見る。
車線を見る。
右左折する場所を早めに確認する。
そして国道246号を離れて住宅街へ入れば、見る対象が変わる。
歩行者。
自転車。
住宅の出入口。
停車車両。
国道246号の流れを、そのまま住宅街へ持ち込まない。
この切り替えが重要になる。
僕にとって、しらとり台はこの速度差がかなり身体に残る街だ。
しらとり台は「青葉台だけの街」ではない
しらとり台を見るとき、青葉台との関係は当然大きい。
しかし、青葉台だけを向いているわけではない。
ライフ青葉しらとり台店が、青葉台駅と十日市場駅の双方から徒歩12分と案内していることにも、この位置関係が表れている。
東急田園都市線の青葉台。
JR横浜線の十日市場。
そして国道246号。
複数の交通軸の間に住宅地がある。
「青葉台駅から何分」という一方向だけで見るより、複数の生活圏が接する街として見た方が、しらとり台は分かりやすい。
配達員から見ると、しらとり台は「距離より立体」で覚える
僕がしらとり台を走るとき、強く意識するのは距離だけではない。
坂がある。
高低差がある。
同じ住所の近くまで来ていても、目的の建物が道路の上側にあるのか、下側にあるのかで入口が変わることがある。
ナビ上では数十メートル。
しかし実際には、一度回らなければ入口へ行けない。
配達では、この違いが地味に効く。
坂で車体を止める。
商品を傾けない。
住宅の出入口を塞がない。
正しい入口を探す。
しらとり台は、平面の地図だけでは覚えにくい。
距離よりも、立体で記憶に残る街である。
夜のしらとり台では、速さより住所確認が重要になる
夜になると、住宅街は昼間より建物の形が分かりにくくなる。
特に高低差のある場所では、ナビのピンまで来たからといって、そのまま正しい入口へ到着できるとは限らない。
道路の上側なのか。
下側なのか。
擁壁の向こうなのか。
建物名は正しいか。
番地を一つ間違えていないか。
そこで焦って動き続けても早くならない。
一度止まる。
住所を見る。
建物名を見る。
周囲を確認してから動く。
しらとり台では、「速く走ること」より「間違った状態で走り続けないこと」の方が重要になる場面がある。
麺屋小林は2026年4月に閉店した
しらとり台34-7にあった麺屋小林は、2026年4月9日に閉店した。
報道では、建物の建て替えに伴う閉店とされている。
地域記事では、こうした情報も更新しておく必要がある。
以前そこに店があったことを消す必要はない。
だが、現在営業している店として紹介するのは違う。
ローカル記事は、店の開店だけではなく閉店も含めて更新し続けなければ、すぐに古い地図になる。
しらとり台を現在の街として残すためにも、閉店は閉店として記録しておく。
しらとり台についてのQ&A
Q. しらとり台の最寄り駅はどこですか?
東急田園都市線の青葉台駅と、JR横浜線の十日市場駅の双方が生活圏に入ります。町内の場所によって便利な駅は変わります。
Q. しらとり台にスーパーはありますか?
あります。ライフ青葉しらとり台店があり、食料品や日用品などを扱っています。
Q. ドラッグストアはありますか?
Fit Care DEPOTしらとり台店があります。ドラッグストアに加えて調剤薬局もあります。
Q. しらとり台には公園が多いですか?
横浜市の公園一覧では、しらとり台公園から第六公園まで6つ確認できます。規模や立地はそれぞれ異なります。
Q. しらとり台という町名の由来は?
町内にある神鳥前川神社の「神鳥」にちなみ、古来神鳥とされてきた白鳥を選んで「しらとり台」と名付けられたと横浜市が説明しています。
Q. 配達員から見たしらとり台の特徴は?
国道246号の交通量のある道路と、坂や高低差のある住宅地が近接している点です。幹線道路から生活道路へ入ったときの速度の切り替えと、夜間の住所・入口確認が重要になる地域だと感じています。
まとめ:しらとり台は、速い道路と日常生活が隣り合う街だった
横浜市青葉区しらとり台は、昭和42年に恩田町の一部から新設された町だ。
町名は、神鳥前川神社につながっている。
町内には6つの公園がある。
ライフ青葉しらとり台店。
Fit Care DEPOTしらとり台店。
高橋食品。
Bondy’s Cafe。
コンビニ。
生活を支える場所は一か所ではなく、住宅地の中に点在している。
そして、街のすぐ横には国道246号がある。
国道では車の流れを見る。
住宅街へ入れば、歩行者や家の出入口を見る。
坂では停車位置を考える。
夜は住所と建物名を確認する。
しらとり台は、速い道路と遅い生活のどちらか一方ではない。
その二つが、公園、坂、神社、スーパー、地域の店によって同じ町の中につながっている。
実際に走ってみると、その距離の近さがよく分かる街だった。
編集後記:しらとり台を「難しい街」にしすぎない
国道246号。
坂。
高低差。
擁壁。
こういう言葉だけを拾えば、しらとり台を配達員泣かせの難所のように書くこともできる。
でも、それでは街そのものから離れてしまう。
ここでは普通に人が暮らしている。
スーパーへ行く。
薬を買う。
公園へ行く。
豆腐を買う。
カフェへ行く。
神社へ行く。
国道246号も、坂道も、その日常の一部だ。
一方で、平らで単純な街でもない。
実際に原付で仕事をしていると、幹線道路と住宅街の速度差や、高低差による入口の分かりにくさは確かに感じる。
それを大事件にもしない。
なかったことにもしない。
実際に地域を走っている人間が感じる程度の摩擦として残す。
ローカル記事では、そのくらいの距離感が一番正確だと思っている。
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